菅総理は独自調査により、官邸をとりまく党内や周辺人事に於いて首相下ろしなる名目で一刻をあらそう緊急時に事態を我用し、自民党首への直接会談で大連立を図らせようとした分子が実在するなら一部始終と、その実名一切を公表すべき。
なぜならこの危急に及んでの裏切り者の存在がもし党内や周辺にあるなら、次の災厄に際しても多大なる害毒を用いる可能性の高さが明らかだし、もっぱら人物像を公表しておくことでかれらへの権力獲得の抑止効果が期待できる。
尤も、菅総理自身もこの根回しへのっかっていく、あるいはみずから画策したといういざとなっての手際のわるさをみせた点は事実なので、国家権力を信託した国民らへ反省の弁をのべる必要がある。その時間を被災地の救援へつかえればすべてはもっとよくなった筈だから。