首ねっこを掴み
この小さな居場所からでていく
踊りにつける薬はない
とっくに夢中は過ぎている
でもそれが
嘘な証拠に
貴方はもう
このよにはいません
出鱈目な扁平足
げす倭があふれ
いうまでもなく
私らは退屈しっぱなし
もういいでしょ
私疲れちゃった
風のあいまに
さがしました
どこへ行ってしまいましたか
あのことりさん
奈良の山奥
小さな鳴き声の
貴方をみつけて
とても嬉しがった
あの小さな神社の涌き水は
もうかれはててしまいました
のこったのは
記憶にある鳴き声ばかり
もういいです
国家神道なんていりません
かなしいくらい
私にはこの
狭苦しい宇宙がたまらなくいや
もう忘れたいの
処がお嬢さん
あの雲の向こうを御覧なさい
そう貴女の向こうの
おおむかし
あそこには私達の住家があった
いまでは光の粒にしかみえないけど
本当にそこへすんでいたんですよ
本当にあんな遠くで
確かに
地球はとてもとても小さい