2010年11月30日

地政民族学

世界の建築の中、場所らしさが占める割合は過半をこえる。全て人倫と文化はこの産物で、主には地域哲学がその趣味の規範ともなっている。世界舞台論の前では本質の場所さは出自の特徴か少なくとも変異でしかない。文化は役柄への誘因で、主に場所文脈はこの政の特徴をよくて違わせる組織。
 場所らしさが決定的合目的さを未来永劫に造るといった核心的証拠はない。それさえ信念のたちに返り、普くいいきれない。真の地政は文化制度への批判に返る。この場合でいう批判は後駆りの立場から既存の社会段階をいかに絶滅させるか、といった善悪の原理。故に場所学への倫理的分析論は、地政民族学として史記の分野をしめ、その内にある民族らの世界目的論を解明させえる。又この科学は民族性が嘗て厳密に地域ごと隔てられていた時代にどう共有できる祖先から変異してきたか、文化変異の種類を分ける。民族語学も広域でこの分野に入り、我々がしっているどの地球内言語も又この中で研究され得る。