2010年11月4日

学内監視の手

公立学校教師の不祥事は、それが公務員ゆえ事勿れになり易い環境なのに児童以外から隔離された状態が職場であるから起こる。児童を適当に騙しておけば決して非難されえない状態では、事勿れの結果が生徒らへの悪意に堕ちても能力不足というより、単に職場環境が閉鎖的な公務員には普く起こる内情でしかない。よって、公立学校の教員は皆国民直属の雇いびとなのだから、各教室や廊下へ死角がなくなる程度授業監視カメラをとりつけ、全体をみわたせる様にしておき、PTAや個人の要望による公開の権利を確保しておいた上で絶えず校内のできごとについて、国民が正否を公に批評できる状態をつくりあげるを得る。
 もし閉鎖的環境にしおけば、公務員であるかぎり必ず不正な怠けや奉仕者にふさわしくない児童への程度ある悪意を発揮するのが公的教員というものだ。これは私の経験上も、又聞きにも例外が殆どない。もしこの処理が過酷にすぎるというなら自由に場を制度化できる私立へ任せればいい。そこでは業績評価が正当に働くのですぐ解雇できる故に、公立で起こる事勿れ問題は起きづらいから。