先ず最も単純なもので2種類、可能な複雑さとして想定できるもので東西南北天地に対してそれらの中間点を含む14種類の回転位置を単位量子あたり定義し量子方位とよび、これを機械に計測できる様プログラムしておく。この量子方位計測システムを粗同位置とよぶ。実現の為には磁気照射か光子の反射を連続させて前段階から変化があるかを確かめ、長い程ちがう向きにあると考えて変化したあとの反応時間から向いている位置を定める。次に光ファイバーその他でつないだ2か所にそれぞれこの粗同位置を設け、両者に同期を確かめる。この際に前述の情報量を込めることで量子計算ができる。
更に各情報量をパケットなどの単位として送る際には量子ビット化(つまり前回計測の内容を重ね合わせて次回にくりこみ、同じ結果な繰り返しは省略)で計算速度を有限倍化できる。