2010年7月25日

海の横顔

タンバリンが鳴るのをきく
バズーカの音さえもすごすのを
あずけたとおりにかえるのをみて
きみらのいうことはいつか
きえてしまうよまいごとなのかさえも
よるせには抗えずけしてしまうのも
特別な役割だとしてさえだ
どうせ中くらいのひまに流されてゆく
疾うにわすれてしまった単語みたく
尽きせぬ流れてく人の波はどうせきえる
ただのおもあおみのない水のしまうま
冒頭にもどる打ち水のシャツがひらひらりと
舞い散るまえではどの咲く霧ですらもなお
充実した時間とおなじくらいかたちのない祈り
とばされたビニール袋
風に舞うのが見える
アスファルトの道を渉り
月の空を向こう
おっこちた
足らない時のまえで
ねがわくば自由なんて
すっかりわすれてしまえればそれが
まじめにながめてた海の横顔
どうせ今なんてだれにきこえても
やっぱ輝くばかりのルビーにおとる
小さなすなの城風の時計
ちらちらとふりだすそわか雨が乾くと
あのかたつむりの子が起き出すころ
つぐ木々の气にもしない
道路のジョウロが華々をつぐ
にもかかわりあいなくです
かれらときたら堂々めぐり
なのでプールは溺れ放題
なぐりかかる雨の折角なしわざ
气をつけるとはなんのことか
だれもかもかもとぐろまく
シャウエッセンに奇遇かとグゥのねは
モントリオール買い物袋にゃ
可動式かが看過されたくば
ないのに泣く泣くの川
どっちにしてもねそういう
タイプがものすごく向こう脛さ