2010年6月23日

宇宙外生態学

光海付近の各宇宙系周縁部では光波浪ひかりハロウがみられる。その運動は、周縁部の方が光海自体の深度(つまり虚空間としての引力場潜在量。いわば情報と化し各現象に潜んだ内部運動可塑性か意欲量)に準じて浅い為に波動が盛り上がるから。
 光短波は周縁部に波打際の現象な表層での騒ぎをつくる。これは光騒コウサイ光潮騒コウチョウサイ、ひかりしおさいとよべる。そして短波は深さの2分の1より浅い時の現象なので、この波の騒ぎは独自の生態としての光波乗りを為せる。もし沈んでも短波なので深部は穏やかで安全な上、母宇宙系からの引力の方が高い付近では流されづらい。但し一部には、別の宇宙系からの引っ張り込みがつよいので沖へ流れる危険性が高くこの危険地帯で波乗り生態はみられない。光波乗りは時間面できわめて早まった景色をみせるので、その生態は少なくとも視覚でいう各宇宙系内での彩りを急速に感知し易い。この体験は彼らの身震い好みの仕業の為、万一落下してのちの浮上が時間面ではとても不覚さが高い(つまり浮き上がれる期間が外部の時間流率では決め難い。遠い未来か過去に浮上する事は、とても深い虚空間に沈み込めばありうる)にもかかわらず、好奇と光速付近での移動の楽しさの一定の理由をつける。彼らは時間焼けを避けるに、できるだけ反射率の高い素材で身を覆うしかなく、そこへ定住した品種の肌は再生速度が極端に高いので性特徴の逆選好のため生まれながらごく暗い色だろう。
 彼らとの予期せぬ接触での事故をさけるには、波乗り場か防波のテトラポッドを主要なみなと辺りには設けるを得る。
 長波のある、宇宙棚よりさらに遠まった先々ではそれらのぶつかり合う潮場に光魚が多数あふれ、漁場を築く多数の光植物界が実存しそう。それらは光速度でのくらしに馴れているので一般には視覚表象しかもたないか、他の機能は極度に退化させている。これらの漁場は、光創造が一定の生態を育み又彼らの勢いを反作用に含む点で闇という概念は宇宙系生態にしか通じないとしらせる。つまり光生態界ではその宇宙系生態にとっては僅差な現象内でごく多様な可塑性と複合や重複遺伝を保つ。もし光文明があれば、そこで闇はしられていないか、知る必要もない。当然引力概念は身近でないので浮力とその光波長間摩擦内で生態を組み立てている筈。