ごく単純な定理としての宇宙間隔の等しさは、それが中心から出口まで引いた二等辺を平滑にする点(限界等辺)で易しく理解できる。ケプラーの三法則は、宇宙系規模では立体化しその+1次元化が起こるが真。もしこれらの隣り合わせ方を形容してシャボン玉構造というと、各々のシャボン玉はいずれ消え去る様にみえる。∵シャボン玉は張力で受け持たれていて、それが別の力で動かされるとかなりたやすく壊れる。この張力は、次の二つの力の合わさり。
銀河流れの遠心力+暗窟引力=宇宙シャボン玉の張力
遠心力が引力よりも大きなとき、この宇宙系は別の系へと引きよせられ一つになるか合流する。そして銀河の流れでつくられる宇宙系ごとの遠心力が大きくなるのは合流か、後押しがつよくなる条件で。合流のときは他により、後押しは恒星間花火効果の巨視化学変化的まれな高まりによる。さらに、
宇宙シャボン玉の張力±宇宙系間潮汐=宇宙おもち
が画ける。この餅は(地球の場合ジオイドとよばれる)流動さのある回転楕円体で、宇宙シャボン玉らを一定の時間流率の理想眼で見たとき現れる。
宇宙系間潮汐は次の規則をもつ。先ず宇宙おもちは引力場の潜んだおもみのため中心部を除いて膨らむ。このふくらみは隣り合った宇宙を圧迫し、おしくらまんじゅう式にどの系も自らの姿をかえる。
お餅の三乗立米×光速の差÷宇宙直径
⇔餅log3m3×晶/迂⇔おしくらまんじゅう式
餅: 宇宙ジオイドの外殻径
晶: 宇宙系の間の光速の差
迂: 宇宙系の直径
晶は各引力場の規模により大幅に変わるので、このおしくらまんじゅう運動は引力場にかたよりあるだけおよそ無限に連なる。シャボン玉の生命がきえても、べつの宇宙系がその波動を受けて成長するかぎり波はそれらの流れに生まれ、かなり違った法則の世界をつくりだす。中身の銀河団の抵抗性が過剰摩擦的ならそれは雲状の星屑をおもに、またほぼ停滞的な僻地宇宙なら固まった巌状の体系をなし、それらの流れによるはやい生き死にの期間と共に違った化学反応の性質をかたよらせる。