2010年2月13日

地球学

生物が行う生産の全般は物質間の流れの調整のみ。ゆえ生産にみれば、物質へは自然さ、乃至混沌の方向付けを行えるのみ。この意味で全生産か制作か作り事は再創造性の埒内に。
 生産は社会性を取引費用面で移ろわせる。もし生産量を取引費用とは別に勘定すると、生産性は何を目的とした方向付けかによる。この性質は秩序色といえる。秩序色は趣味の勘を含む。しかし、秩序色自体は決して生産量を目的づけない。これは消化活動が生態内の単位方向性に依存し、思惑の上には一切の秩序度を留めないから。乃ち取引勘定を度外視した生態がこの秩序の色彩を決める。∴この値は量感として生産の合理のみを追求する生態単位にあたる。
 秩序色は原則として可逆形を主体の生態周囲に経済づける。可逆形はしばしおきかえに耐える。つまり秩序色の密度は生産の反復理由。それは秩序度を単位方向性毎に固有の連続帯域でみたすしくみによる。もし世界を生態密度比でみなせば、秩序色は最も良い生態単位へこの帯域を開け放つ。故に可逆秩序の合理性は順列でなく、単位帯域の最短さを秩序の目安にする。これは生態信号の組織化比率によるから、秩序色は実質上、共通の目あてに集まる細胞量。∴細胞量は摂れる最短の順列を遺伝塩基に配列していく一般原則をもち、又その重複は生態が経由してきた遺伝系統の自然現象比がより連続的に複雑であった訳。
 秩序色はこれらによって細胞量を生態単位の補修へ当てる量感。⇒種類としての秩序色は生態単位を細胞量比で違える。もし秩序色の偏りにみれば、同位種の間にも生産性と生態単位の組織化はかなりのばらつきが見つかる。ゆえ再創造性は次の単位比をもつ。
R=(Ap√S)×П[ep=1→∞]ep log ts
‥秩序色分布
R: Recreationity
Ap: Area productivity
S: entorpy
ep: equal positionity
ts: temporal systemacy
積和はRを同位種間で同時組織間に急激に増大させ、全体は素子としての組織規則に集束する。∴秩序色分布は大まかに次の偏りをもつ。
R2‥帯域性
∧この成立は
ts\∞%‥組織率
によるので、現実の積和は
R2\∞%‥最大細胞率
を単位重畳さの中にみたものとなる。一般に、全生態は秩序色にいくつかの段階をふむ。それは光学化できる。但し、同位種にみた人間原理は免れず、この知識は形としての定式に収まる。仮に比例論を除けば光学化は難しい。ゆえ秩序色は地球学の元。