2008年7月28日

環境問題の上滑り

省energieは産業全般に望ましい事ではない。改革に必要なのは熱効率の向上に過ぎない。変わるのはentropyだけだ。目的不明の省略煽動によって投入する原料すら節約する様では産業の衰退、飢餓混乱へ至る。熱機関の効率を更に工夫することだけが人類史の命題である。
 二酸化炭素自体があしき媒体なのではない。植生との反比例関係だけが温暖化の原因である。もし二酸化炭素がなければ生産者は死滅し、あらゆる食物連鎖は絶ち切れるだろう。
 従って、産業を最大に展開させると同時に植生増資を創意するなら人間の寿命にとっても普段の低酸素状況は却って望ましいだろう。肥料流通と国土計画が寧ろ喫緊の温暖化対策である。隣国由来の大気汚染を禦ぐ最大限の予防対策も又同じ。
 声高に喧伝されている脱炭素のプロパガンダには全く意味がない。炭素循環のない有機体すら存在しないから。