2008年6月2日

天文学

我々は銀河団についてもその空間量の違いによって確実に運行法則があると予想できる。だから銀河気象の知識という事は天文学において可能である。地球気象というのは、この太陽系第三惑星型内部なる範疇にふさわしい。
 全体としてもし銀河団が散在しているのならば、我々はそれらの間の移動方向を万有引力の法則によって予測できる。核融合とかブラックホールは所詮、星雲にとっては一時現象でしかなく、情報が取引されるなら総合的には引力によって空間量を各々粗密にして行くと言える。結局、ブラックホールは引力の落とし穴ではあれ、そこから落ちた情報エントロピーを脱出させるものはより大きな質量である。
ブラックホールエントロピーの面積公式
S=Akc3/4hR
S: エントロピー
A: ブラックホール地平面積
k: ボルツマン定数
c: 真空中の光速
h: プランク定数
R: 引力定数
と、空間量の公式
RM=(rc)2
R: 引力定数
M: 質量
r: 距離
c: 真空中の光速
より、
R=c2r2/M
ここで前式のRに代入して
S=Akc3/c2r2×4h/M
 =Akc3×M/c2r2×4h
 =AkcM/r2×4h
また定数をまとめて
P=k/4h
とすれば、
S=PAcM/r2
が導ける。
これを宇宙斥力の法則と呼ぶなら、我々はブラックホールの地平面積と質量および光速に比例し、距離の二乗に反比例する力が全天体に及ぶことを省察できる。即ち万有引力はこの様な宇宙斥力の、比較的規模の小さな反作用なのである。そしてブラックホール地平面積がそのまま、比較的距離の近い天体同士の突き合わせを、従って核融合を行わせる銀河範囲だと考えて良い。実際、自然は引力の程度の中にしか存在しない。