2008年5月11日

審美感覚の選択適性

我々は他の生物に均しく審美的に配偶すべきで他の要因、周りの目とか付属要素とかですべきではない。例えば学習行動への適性が遺伝なしえても、学習量を遺伝することはできない。獲得形質は遺伝しない、即ち後天性は遺伝できない。だから同じ種でも環境によっては違う習性を持つことがあり得る。これを考慮するなら、遺伝なしうるもの詰まり先天性のみが審美的に性特徴として鑑識される可で、現実の学習量は寧ろ是を裏付ける為にしか役立たない。例えば天才的形質は遺伝しても学習履歴は遺伝しないのである。なので赤ん坊は知識を持たないまま生まれてくるし、理性も啓発される前に、感覚だけが生来の天性とされる。
 我々は性格という概念で、この様な天性を後天形質から区別する。少なくとも性格は習性ではない。それは遺伝形質の先天的方向性である。
 審美的に選ばれた種はより審美的に優る種をよく生じるであろう。それが知性・学習量や理性・道徳質で塗り固められない、生まれながらの感性・性格種に関する性淘汰であればこそ、選良は可能であるだろう。