熱交換機の体表面積を整理し、[或いは可能なら酸化チタンと紫外線ランプによる光触媒作用を持たせて]「結露升」状とせよ。
[またフィルターはHEPAなどにより単なる空気清浄器様に交換し易く、別途としておくべきである。]
この「結露升」の採用により、Air Conditioningに湿度調整機能を付加できる。
すなわち除湿に当って結露升に溜った水分を室外排出し、加湿に当っては[あるいは毛細管現象その他を利用して]溜めた水道水を蒸発させれば良い。
熱交換機の規模に対して結露升の範囲を程よく調整する骨がこの技術のかなめである。なぜなら冷暖房と除加湿を同一機構で兼ねるにはそれらのあいだに矛盾せず、調和する程よい『中庸の大きさ』を作ることがわざとなる。[インバーターによる触媒熱さの微調整は尚更必須である。]
結露升が過大なら除湿と同時に温度を冷やしてしまうであろうし、過小なら温度を暖めることができない。なお、結露升を別個に作る[つまり相乗りする]のは機械そのものをコンパクトに納める為にも不適切である。