鈴木雄介ブログ
2008年4月9日
裁判員制度是非
裁判員制度は辞めた方が良い。少なくとも法的に公務員のみが全体の奉仕者であり、部分の奉仕者では無い行いが保証されうる。司法官の独立は主権における自由と良心の分離である。従って一介市民が司法判決に関わりうるということそれ自体は論理的に矛盾である。
この矛盾は判決の不公平の拡大という混乱しか取らない。実験が終わればほぼ全ての人が、奉仕者が同時に主権者の自由、則ちこれは恣意や我が侭であるが、正当にこの奉仕者と被奉仕者という両方の権利を行使なし得ない、という極めて初歩的な錯誤に繰り返し立ち返る他ない。
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