鈴木雄介ブログ
2008年4月19日
快苦計算の否定媒介性
快楽は節制による否定媒介として幸福に寄与する便利となる。もしこの世に快苦の理性的制限がなければ、人間は永久に本能を統馭する術を覚えまい。
故に、快楽は道徳の素材として本能行動に反作用を斉す。理性はこの作用に対する揚棄として現れる。
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