2008年1月6日

高校の時、僕には世界が新鮮に見えた。少しずつ世界は広がりつつあり、様々なものが一度に押し寄せて来て、それらを処理するので手一杯だったようだ。いずれにせよ僕には新しい世界がはじまりつつある予感があった。夕方に帰る時、高架の上から綺麗な月を見ていた。僕は自宅に帰り、また次の朝、学校に通うのだ。友達といつも面白い話とかして、とかく楽しかった。けど、何らかの理由で、単に頼まれたのだが、とある女性と付き合う必要があった。僕はその時、あまり女性に興味もなかったが、少なくともまったく無いとも言い切れないので、しばらく好奇心に従っていた。結局僕は自分から別れ話を持ち出して相手を電話先で泣かせてしまったのだったが。