2007年11月22日

生物学

生命体の起源。なぜ地球では生命体が栄えたか。海水が残る奇跡的距離を通じてのみ、太陽放射を葉緑素へと還元する特異な形態、有機物が発生した、と主張する人達。だが、それは偶発事の次元に過ぎぬ。宇宙が無際限ならあらゆる形態の可能性があるので、太陽系に漸近した場所も無数に発見できる。
 なぜ無機物は化学変化を葉緑素の方向へと導くことになったか、を知らなければならない。それが天恵の理由だから。
光合成化学反応6×CO2+12×H2O→C6H12O6+6×H2O+6×O2
はグルコース(C6H12O6)を生産する。補償点を超えた分が有機物生産となる初源活動である。これは無機物質に対する突然変異の一形態として現れたのが明らかである。言い換えれば、地球の海は以上の反応を創造した。
 では如何なる素材に如何なる技法を加えれば葉緑素は発明可能なのか。