金を儲ける才覚がある人間なら益々、
いかに金を活かすかつまり“utility”を念頭に置かねばならぬ。
金を儲けることは格闘し同類から抜きんでること。
それは当然、〈やっかみを買う〉。
しかしこの負債を巧みに売却処理する方便に長けねば「生態維持」は不可能だ。
徳志の経営者へ忠告――先ず、『有り余る金の使い途』を夢想せよ。
ここでvisionが溢れ出ない様なら経営戦場から一刻も早く身を退けるが吉だ。
袋叩きに遭うか穏健に生き延びるかどちらがよりマシな往き筋なのか、その一命で思い知らされる以前にな。