2007年4月3日

名分論

余りに名を避けすぎてもよくはない。なぜなら同時代啓発の遅れは君の孤立を一層高め、のちには隠遁のほか道を無くしてしまう。よって浮世の名誉は中庸を目的にするがいい。と同時に、永世のほまれは売名によって得られるのではなく、徳によるのだ。