鈴木雄介ブログ
2006年6月10日
永遠なもの
思索が生活の具体性から離れる程、それは理想性を獲得する。そして文明の生活はその様な、活動の抽象化に導かれていく。普遍化に逆らえるものはない。
実用に根づきながらも、またそこから遠ざかるほどに思想は宇宙性を帯びる。普遍性は永遠性と同義。永遠なものに想いを馳せることを通してのみ、生活の辛苦は救済されうるだろう。
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