2006年3月13日

有性生物の中庸

凡そ人間にし得る最も愚かしい第一事は、淫乱に耽ること、言い換えれば浮気だろう。それは浪費的かつ非生産的な上、獣より下等な戯れに依りて頭をますます悪くするだけだ。しかもそういう知恵無き個体がますます手に余る数の子を、大量かつ低質に造るのも社会全体の不幸を増大させる以上、功利悪と見なさないわけにはいかない。とは言え性に全く興味が無い、つまり機械的無感動というものも哺乳類として考え物。そういう個体は大抵、別の領域で不健全を増大させるか或いは不健康に陥って早死にするだろう。
 アリストテレス式に中庸を取って、放縦と鈍感の間にある羞恥とか節制とかの洗練された習慣を身に着けるべきだろう。