2006年1月3日

星空の主題

君は続いていく光の道に沿って長い旅を経過していく。本質的ではないものが削ぎ落とされる、本質的ではないものを削ぎ落としていく。
 多分、生きる行為に終わりは無い。想像するまでもなく君は新しい世代によって押し流されていく。そういう大河に自ら含まれるという以上の実質は、人生に無いのだ。
 月が沢山の命を照らし出している。君はその一員として、どこまでも輝く宇宙のネオンサインを眺めている。