2005年12月2日

姉歯設計事務所の構造計算書偽造事件について

重大なのは建築士の誇りという前提以上に、日本型組織の体質ではないか。不正を公の明るみに出す勇気の欠如は和を最優先にさせる国民性に由来するかもしれない。
 問題の背景にある根本的矛盾として、和と民衆政治の原理の調停を実現しない限り真の事件の解決にはならない。