2005年12月17日

主従

学術の本質は限りない自己肯定にある。発見や理性的願望の結果としての勉強は皆、自らの頭脳の絶対的信頼に由在り。
 しかし自由を自己否定に費やす者は積極的に学ばない。彼らの日常は消費である。
 彼らの社会的位置付けは労働力に他ならぬ。尤も、目的的で無い人間は居ない。従って彼らは公認さるべき人権ある従者とされていた。