2005年11月24日

人体学

我々が神と名付けて崇拝して来た超自然な本質は、科学的に定義づけられるならエネルギー。だから創造に不自然は有り得ない。従って人間や我々が精神作用と呼ぶ脳内の化学反応も同様に。そして我々が自由と思う外的かつ内的行為の可能性はエネルギーの範畴にしかない。それは時空に依存する。よって無や独立といった哲学的概念は単に理念内に浮遊する場面。
 以上から考えて精神とは頭脳に宿った抽出エネルギーの一種であり、我々の意識はその結果。意識には独特の活動性があり、例えば理想、セオーリアといった側面も一部。
 人間であることはこれらを生かす自由の行動であり、我々が社会を文明化するに伴ってその多彩は益々発達し得る。つまり我々とは宇宙の動的形態。