鈴木雄介ブログ
2005年1月1日
間
ブロック状の住宅
都心の一角にあるアトリエ兼用の住宅案。外壁は総擦りガラスで、目の前にある大通りからのよごれた空気を柔らかい光へと濾過する。
地階は天井が高い敷地一杯の工房で、コンクリート打ち放しの壁によって喧噪から隔絶した静かさをもつ。屋上階にはソーラーパネルがしつらえられ、地表面の芝生とあわせて嵩む温熱費を節減している。ガラスで覆われたカーテンの様な外壁は、夜になると経過しつづける車のヘッドライトがうつりこみ、都会特有の借景となる。
透視図
内装。昼間、コーナー部を大通りに向かって見る。
同様の夜間時。
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