オックスブリッジのごみが日本人の庶民を見下していても何の不思議もない だってそういう校風なのだから 東大閥の人々が普段世間へどんな態度でいるかを見れば誰でもわかる話ではないか 両校がその何千倍虚栄心が強いと思うのか しかも特に古い側はホーキング曰く勉強すると軽蔑される程なのだけど
イギリスの知り合いがいたら誰でも多少あれわからねばならない事は あの海賊連邦は昔も今も少なくともフランス人の征服以来階級社会だ つまり差別が当たり前で米国に間接統治された戦後日本の平等権世界観とは何もかも様子が違う 寧ろ身分制が出現した天皇登場後の日本の近世以前と階級観が似ている
川勝平太氏は古代や中世の負の精神遺産である小中華思想が東洋で最も色濃く残る京都市育ちで世界大学位階の頂点に君臨していると自負している牛津大を出た 寧ろそんな育ちの人が庶民の立場で考えようとする事自体に元々無理があった 学力は別に生育が全てを説明する
疑問といえば日本人庶民が牛津大に何か別の教育を期待しているらしい事の方だ 貴族教育を受けた身分社会の理想像に近い人物と川勝氏が見られて特に自分は疑問を感じない 京都も794年以来天皇を頂点とする差別の本拠だ 平等権が当然と思い込んでいるのは戦後民主教育に洗脳されているからに過ぎない
ある意味では静岡の文化的劣等感が招いた禍でもある 目の付け所が東京か京阪という中部圏ではそのうえ皇室が封建制維持目的に戦勝国の大学位階頂点とみてわざわざ留学に行く所の帰朝者は生育とも信頼できていたのだ 無論そこには身分制の毒も盛られていた 身分が自浄に働いたのが貴族義務の辞意だ
知性を鼻にかけるといった高踏的態度は牛剣校風で以前から向こうの笑いぐさになっている ラッセルは同校のケインズを自伝でその点へ特に言及するほどだ 東大京大は新しい側よりずっと後に西洋の大学を真似して作った俄か普請でその種の常識がない それで茂木健一郎は古い側を軽蔑するが本来同類だ
イギリスに習うのはその暗面も知らずしらず見習う事だ だから僕は近づかないけど川勝氏や茂木氏は皇室と一緒に進んで植民地海賊団のおかしら風を身につけた 誰も頼んでない自業自得 先のロンドン大留学生漱石は手紙に書いた 日本人はイギリスに真似ろまねろというが何をまねろというかわからないと
まぁしいていえばワーズワースみたく田舎を愛する国柄は落ち着いていていいところだろうし ニュートンみたいな知性を敬うのも優れた面ではあるかもしれないし 貴族義務が現役なのも日本では武士と共に大部分消えてしまった封建期の名残かもしれない キリスト教的貞操が現役なのも西洋僻地の特権に思うけど
あとさきに東大閥って書いたが(消したが)よく考えたら態度が横柄だから勘違いしてたが川勝さんは早稲田だった という事はあの文化や教育誇る態度はある種のやせ我慢で どちらかなら学歴優劣感を牛津大留学で補った形の人で元は学力劣等感を感じていたのかも そうした方が彼の学問観に自然な理解が及ぶ気がする
県庁を研究所扱いも職員を学者扱いも今後は勉強する発言も 要は彼の今や首都では到底ない京都人としての片岡龍太郎的に不安な出自と 早大という最高ではない学力の証明からきているもので 学問で身を立てる事が教養貴族たる義務を身につける唯一の道だと自己の信念に照らし説きたいのではなかったか