オタク文化、その殆ど全ては東京、一部が京都界隈に偏在しているものだが、これは恋愛市場または現実生活の敗者が妄想の世界に入り浸るためのものだ。そういう人々は「オタク」と呼ばれている。そしてこの文化は洗脳によって人類が生殖しないこと、但し消費生活にいりびたることを正当化する。
このオタク全般の天敵はヤンキーと呼ばれている。ヤンキーはオタク用語でいうリア充で、要するに恋愛市場や現実生活での強者、勝者にあたる。
オタクにとってヤンキーは蔑称だが逆も真である。元々オタクは恋愛・現実の負け組の蔑視対象だったが、大都市部の一部に群れることで巣を形成しだした。
米国のスクールカーストで頂点付近に位置する存在が、日本の俗語でいうヤンキーにあたるといっていいだろう。彼らの商業都市版も存在し、それがセレブと呼ばれる人々、うち特に成金の類だ。
オタクは飽くまでこういった現実の有様の対極に位置づけられ、現実では被差別階級として生きている。
オタクは次第に資本を蓄積し、秋葉原の様な彼らのたまり場の外にも影響力を行使する様になった。しかし本質までは変わらない。オタク文化に洗脳された人々は、飽くまで彼らの否定的側面を合理化するよう仕向けられる。例えば少子化とか、異性の性的物化は、オタクの中ではおよそ絶対的に正しい。これらはオタクが恋愛・現実で負けている事を正当化する妄想だからだ。その意味で彼らの文化的目的は徹頭徹尾、自慰なのである。