2019年5月9日

皇室は女神の末裔を称する女性天皇を含む代の継承なので女系でも問題ないが何れにしても差別の権化で世界の反面教師

アマテラス最高女性神の末裔が男系継承になったのはアマテラスはY染色体はもってないわけだから単に側室を通じて男系の子孫の方が多かったからそれが慣例になってただけ。昭和天皇が言うとおり男系血統に神格はないから女系継承になっても何の問題もない。寧ろアマテラスはX染色体しかもってない。
 天皇と国民が同等の存在なら天皇はなぜ親皇やアテルイを殺戮してしまったの?
 天皇は歴史上、日本国民の主権を侵害してきた存在でしょう。だから民主主義(共和政)は天皇出現後、破壊された。
 天皇の先祖に当たる弥生人が中国から渡来してくる弥生時代より前、日本の古代(古墳・縄文時代以前)は女系社会だった様なので、どちらかといえば女尊男卑に近かったかもしれないですね。いいかえれば弥生、古墳、飛鳥時代を通じて天皇の先祖に当たる渡来人の一系統が中華皇帝ぶり、男尊女卑が現れた。縄文時代以前は(砂原遺跡から数えて)最低12万年あり、天皇(弥生人)渡来以後の約2800年は日本史全体からみれば非常に短い期間といえるが、その殆どの期間は女系社会なので、男尊女卑は現時点で天皇家のみに残る風習といっていいでしょうね。日本国民は両性の本質的平等を憲法で規定されそもそも家長制度の様なものも存在しないので、天皇家だけの話です。
 天皇は中国神話の三皇の一人の名義、自ら中華皇帝を背乗り始めたのが現皇室なのが事実だが、神武も外国から渡来してきたと『古事記』『日本書紀』にあり、弥生時代だから弥生人と同じで中国から渡来した古代中国人の末裔と考えるのが自然です。あと皇室は女性で継いでるので万世一系ではないですから。因みに南北朝において偽王朝と明治天皇が認定した北朝の子孫が現皇室なので、男系子孫といっても更に一系ではないです。
 万世一系論というのは、明治政府の浅学が祟ってできた150年前頃に捏造された偽の伝統であって、皇室自体の伝統にはそぐわない制度です。当時の首相であった伊藤博文という山口県出身の男が、有職故実に無知だった故に皇室の歴史に後禍をもたらしているだけのことです。
 既に述べたよう天皇の先祖は神話上の中国人であってしかも状況証拠からいえば渡来人です。渡来人の一氏族が日本人支配の口実に、仏教とのすみわけとして奈良時代に作った新興宗教が神道です。勿論、中国の易姓革命と皇室の万代一系の差異化は水戸学の肝にあたる部分ですが、渡来人は渡来人です。なお天皇自身(明仁上皇が天皇時代に)桓武天皇の母は渡来人(百済系の朝鮮民族)の末裔だと『続日本紀』にあると述べていました。
 あなたの仰る「他民族の部族長を漢人の皇帝と歴史を改竄するチャイナ」という言い方でいうと、それは天皇が中華皇帝に背乗りしてる以上、日本人に当たる話です。現在のチャイナ、即ち中華人民共和国、或いは中華民国いずれも五族共和等を謳う共和国ですので、皇帝は政治上存在しません。やはり日本人の方が神話上の中華皇帝の名義である天皇に背乗りしている渡来人の末裔を、政治上に位置づけて、先住民の歴史を改竄してきたといっていいでしょう。
 西洋は女系が多く、例えばイギリス、オランダ、デンマークも女系。男系継承が多いのは宗族概念のある中国やその影響を受けている日本、朝鮮。イスラム世界も女系の王族がいる。
1.歴代天皇は女性から女性に継がれたことがある(43→44代)
2.現皇室の血統は偽王朝(北朝)の末裔(明治天皇の定義)
3.神道上の最古の祖先で最高神アマテラスは女神なので女系が正統
4.女系継承も多い西洋王族と男系継承の中華皇帝なら前者が主流
5.万世一系は明治政府の捏造した虚構
因みに女性から女性に代替わりした歴史がある以上、仮に女系天皇が後継者になっても別の一族にはならない。現に鈴木家の女性が婿養子をとったら鈴木家のままである。したがって王朝交代には該当しない。これは江戸時代初期に徳川光圀が既に『大日本史』の中で考察していた話(万代一系論)。
 王朝交代をどう定義していますか? 基本的に東洋の易姓革命論では別の皇帝(より徳が高いとみなされる)が新政府を作り、前皇帝が禅譲、簒奪、廃位されれば革命になる。しかし西洋流だと王が名乗り(家名)を変えることで成立する。イスラム圏では世襲カリフ(指導者)の権勢範囲による。貴方の説は西洋流の名乗り(家名)による王朝交代説をとっていると解釈できますが、日本の国学、特に水戸学によると王朝は天皇を代で継ぐこと(女性から女性へ、南北朝交代を含む)だったので、女系天皇に代が継がれても王朝は断絶したことになりません。水戸学の立場によると、天皇は代で継承されてきた歴史があるものなので、血統は根拠になりえません。先ず天皇の子以外の女子が皇位継承したことがあり(例・44代元正天皇)、次に後醍醐以後の南朝の正統後継者以外が現皇室の血統だからです。よって女系天皇で代替わりがあってもそれは皇室です。
 なお「最親等の男系子孫が皇位継承する」という明治政府以後の憲法は万代一系論においては成立しません、或いは皇室の伝統にそぐいません。なぜなら明治天皇自身が認めるよう、廃絶または北朝に皇位継承権が渡される結果となった南朝の方が本来の最親等の男系子孫だったからです。
 どの人類の男性も男系血統ですから天皇と同じだけ続いてますし、男系血統が皇位の神聖性の根拠ではないことは昭和天皇が述べていますよ。天皇に神格はないとね。
 皇位に権威権力の根拠があるので、血統にあるのではない。勿論それは神格ではないですが。女性天皇はY染色体もってないですから。また現天皇が帰化人の末裔であることは明仁上皇が天皇時代に、桓武天皇の母が朝鮮民族の子であるとして述べていますし、『古事記』『日本書紀』においても神武天皇は渡来人ですし、歴史的に言っても神武天皇と同時期に中国朝鮮から渡ってきた弥生民族は渡来人であって帰化人です。もし男系天皇にしか権威権力がないとすると、嘗て8人いた女性天皇らは男系継承の根拠となっているY染色体(男性しか遺伝しない要素)は持っていないので、彼女ら10代は偽王朝となってしまいますよ。また、明仁上皇の母は、秦氏(島津家)の末裔で、朝鮮半島由来で中国から渡ってきた帰化人です。したがって帰化を根拠に天皇の権威権力を否定するのは論理的に矛盾しています。
 皇室には現時点の世界史において、人権にかかわって3つの問題点がある。
1.男系継承は女性差別・他の男性への人種差別
2.そもそも象徴天皇は国民に対する身分差別
3.宗教祖と政治の名目君主を混同するのは信教の自由の侵害
アメリカ、フランス、中国、韓国など大抵の共和国はこれらを解決済み。
 皇室は1の性別含む遺伝子への差別、2の身分差別、3の宗教による民族差別など、諸々の差別の象徴を兼ねているので、差別を温存させたい人にとって「明治以後の伝統」という名目は便利な道具になっている。現実の皇室史だと女性天皇もいたしそもそも渡来人の可能性が高いし帰化人とも混血している。差別主義者の操り人形になっている皇室自身に役得を捨てる特別な動機はなく、伝統を根拠に皇位なり皇統を維持したいわけだから、仮に国民投票等で憲法改正され、女系天皇になっても皇室廃止よりは役得が減らないと判断し容認する筈だ。つまり差別主義者と、知ったかぶりが女系天皇を否定している。女性から女性へ皇位継承された過去(43代元明→44代元正天皇)がありしかも継承者は天皇の子でなかったし、南北朝を含めると現皇室は正統な男系後継者でもなく、かつ神道の最高神は女性のアマテラスであり、女系王族でも同一王朝を名乗ることが可能な以上、万世一系論者は男尊女卑を正当化したいだけ。
 平将門、足利尊氏、アテルイ、コシャマイン、尚氏、卑弥呼等、日本国内に天皇の暴力に服さない王朝なり民族の長は沢山いたけど、彼らは男系とは何の関係もなしに独立していたわけだし、それどころか天皇家も兄弟を殺害して皇位を奪い合ってました(ヤマトタケル等)。逆に女系社会の時代は平和だった。日本の縄文時代以前は砂原遺跡から約12万年間は身分差がみられない民主主義(共和政)だったといえるけど、その後、約2800年前に中国・朝鮮半島から弥生民族が入ってきて蓄財を巡る戦争が始まり、撲殺跡が見られる様になると。そしてその暴力団の長として天皇を自称する奈良人が出現したのが1400年前。この後、天皇を中心に日本中に侵略戦争を仕掛け、上述の独立王朝なり独立した先住・渡来民族らの集団は暴力で弾圧されていった。古墳時代に卑弥呼の国が滅亡後、平安期に将門の独立国、アテルイの先住日本人の国、室町時代にコシャマインのアイヌの国、明治時代に尚氏の琉球王国が戦争を仕掛けられた。勿論これらの侵略には天皇と中国神話の中華皇帝の背乗りをした一族が奈良で発祥させた暴力団が色々な仕方で絡んでいる。そして血統という意味でいえば、現皇室は明治天皇が認めている通り、北朝の末裔なので正統後継者ではない。明治以後の50年おきの国民全体を巻き込む戦争もその男系が起こしたと。
 総じてこの12万年を振り返ると、日本における争いの起源となっているのは当該男系天皇だといっていいでしょう。これが歴史上の真実だといえましょうね。何しろ撲殺跡が見られない、身分差のない、蓄財自体が成立していなかった縄文時代以前の女系社会が最も平和だった上に11万年以上と最長なのです。すなわち「男系継承」と争いにはかなりの必然的な連関がみいだせます。なぜなら皇位が大体2分の1の確率で生まれてくる男性のみに継承されるとなると、他の男性なり女性の皇族が不公平さを感じて皇位継承争いをする必然がありますからね。しかも奈良時代以後、蓄財度が高い男系皇族が侵略までしている。もし天皇が渡来してこず、或いは奈良で暴力団体を作らず、日本が古来の女系社会のままであったなら、明治時代まで女性のもとに通い婚を続けていたアイヌ民族のよう男系継承など考える必要もないので皇位継承を巡る数多の争いは生じなかったでしょう。勿論、王朝も不要で戦国時代もなかったでしょう。
 なぜ日本史の上で争いが生じたか、以上の考察を含め原因を幾つかに分類すると、
1.蓄財による不公平(侵略または一揆)
2.男系継承による相続争い(女性王朝の邪馬台国は検証不可能)
3.天皇(或いは秀吉)の絶対権力による対外侵略の拡大政策
など、皇室の男系継承は争いの火種といえそうです。
 もし争いを最小化しようとすれば、先ず身分差別に該当する不公平の起源である皇室を廃止し、全国民が等しい人権をもつ共和国にした上で、男女の本質的平等を貫き、相続については法律に基づいて不公平なく行うと共に資産・所得格差を減らし、しかも侵略戦争を防止する法制を徹底する必要がありますね。なお全日本史において11万年以上と共和国だった時代、天皇がいなかった時代の方が長いのであり、またアイヌ、琉球王国、或いは先住日本人や大和王朝以外の渡来人等の独立国(邪馬台国等)、武士や古墳時代の独立政権を含むと、中華皇帝の日本版亜流の産物に過ぎない天皇がいない状態が本来の姿です。
 先ず天皇の先祖は渡来人である神武天皇と神道上も、皇室の歴史上も定義されています。したがって天皇は伝統的定義では、外国人です。その外国人が日本人の神を称する宗教が、奈良時代に天皇家によって作られた神道です。なお天皇とは中国神話上の三皇の一人であって中国の神(伝説上の皇帝)の名です。次に易姓革命とは或る皇帝を、天命を与えられたより徳の高い新皇帝が簒奪、または前天皇が譲位し、新王朝が成立する革命を指しているので、仮に天皇家が女系相続してもこれとは何の関係もありません。恐らくここでの議論は、水戸学における万代一系論や、それを曲解し別の男尊女卑じみたものへ歪めた明治以後の日本政府の万世一系論のことを指しているのでしょう。もとの『大日本史』における徳川光圀の万代一系論とは、天皇が女から女へ継がれたり(43から44代)、皇子(親王)以外が継いだり(44代元正等)、南北朝期に正統後継者以外の男系子孫が継いだりした(本来の皇統は後醍醐天皇の南朝だが、現皇室は北朝の血統。明治天皇が認定済み)歴史から、皇位の定義は代替わりによっているとしたものです。
 しかし明治政府は、大日本帝国憲法において万世一系論と呼ばれる、男系子孫による直系相続のみを法律化しました。これは上述のよう皇室の伝統、前例踏襲という意味では間違ったものです。なぜなら女性天皇が8人10代いたのみならず、女性間の継承もあり、現皇室は直系の男系子孫ですらないからです。
 ところで水戸学(『大日本史』等の成立過程)の中では中国王朝においては上述の革命によって、歴代皇帝が廃絶し別の王朝が徳に応じて成立するという形式をとってきたのに比べ、日本においては天皇の代は存続し、征夷大将軍の地位が交代することに注目し、これを日本の政治的伝統と定義しました。明治政府は征夷大将軍という、奈良時代からの非常に長い伝統を持つ地位をなくし、代わりに西洋流の首相の地位を作りましたが、基本的に上述の皇室の革命なき存続を根拠にする立場をとりました。恐らく貴方の仰りたいのはこれですよね? 即ち天皇は不動の地位で、仮に徳に欠けていても存続すべしと。
 更に深く言うとです、明治政府のとった万世一系論は皇室の伝統からいうと成立しません。現皇室は女性から女性に代替わりしていて、しかも傍系の末裔ですから、一系(直系男子)で男系相続していないからですね。仮に女性天皇も男系子孫だったというとしても、彼女らは男性のY染色体はもっていません。女性天皇を構成する遺伝子はX染色体のみですから、仮に男系子孫(元正天皇は天皇の子ではありません)だといえても、男性からのみ遺伝する要素はもっていないことになります。仮に女系天皇だったとしても半分しか男系要素を持っていないのは同じです。つまり男系天皇には血統の正統性の根拠がない。
 また南北朝の交代を含めると、そもそも今の皇室は血統上の正統性がない男系子孫が継いでいるので、『大日本史』の立場では、皇室の正統性は皇位自体に求められます。そしてもし女系天皇が樹立しても、この万代一系論の立場では、天皇の地位が相続できれば、それは王朝の継続と定義されるわけです。江戸時代を通じて上述の理論は水戸学者の間で長い間議論され、明治期にそれらを三百年近くかけてまとめた『大日本史』が皇室に献上されてから、少なくとも明治以後の日本政府は憲法上、万世一系論の方を採用してきていますが、皇室の伝統からいえば、直系の男系以外で断絶は無意味だといえましょう。
結論を言うと
1.女性天皇は過去に8人10代いたので問題ない
2.現皇室は傍系子孫なので直系相続は必要ない
3.女性・女系天皇を王朝(皇統)断絶とは言わない(神道の最祖先神は女神)
4.男系男子の皇籍復帰(例・継体、後花園、光格、光仁、後小松等)か女系天皇(前例なし)かは議論が必要
「女系天皇は王朝断絶に該当する」という立場は、万世一系論に基づいたものであり、これは万代一系論の立場では血統に皇位の根拠がない以上、男女の継承者という点に関係なく無意味な話になるので、重要な論点ではありません。いいかえますと、仮に女系天皇が樹立してからも、万世一系論の立場に基づくと、皇室は存続します。ですから女系天皇は血統が途絶えるだとか穢れるだとかいう論理は、勘違いです。なぜなら現皇室は男系血統以外の根拠、即ち南朝から渡された神器や女性天皇間継承によって存続してきた家系だからです。
 なお私個人は、性、人種等の遺伝子や、身分、或いは宗教(信仰)による差別に反対ですから、皇室廃止論の立場です。天皇に男系相続の必要性がないことは既に知識人(水戸学者)の間で江戸時代に知られていたのでいまさら議論でもないと思いますが、女系天皇か皇籍復帰かの議論に関しては無意味ですね。なぜ無意味かといえば、既に述べた通り、万代一系論でいわれるところの皇統は、徳川光圀の思想の中で女系天皇だろうと女性天皇だろうと何の問題もなく、それどころか徳をもっていない天皇(例えば知的障碍者や、極端なサイコパス等だったとしても)でも、維持されるべきとなっていたのですから。
 長期的に続いていたら権威があると見なす考えは、先住日本人は12万年以上の歴史があるのに渡来人の末裔に過ぎない天皇には日本では最長で2600年、史実では1400年程度しか歴史のない新参者の男系血統ですから、アイヌ含む縄文系日本人の方が主権者としての権威があることになりますよね。また王権は暴力によって得られたものというのがジョン・ロック『統治二論』以後の通説ですので、神話という作り話と混同できないわけですが、この意味でいえば長い間維持された王権はそれだけ長期間、民衆自身の統治を弾圧してきた証拠になるので、寧ろ卑しさの証明になりえます。世襲ならまさにです。もし王が民衆からの支持で樹立された権力なり暴力の指揮者なら、それは彼・彼女が傑出した公徳をもつと民衆が認めた証になりますが、世襲でこれは証明できないので、実際、平安期以後もそれ以前もだけど、各地で民衆なり別の氏族が蜂起して天皇の悪政を正そうとし、実際に幕府がそれをしてきたのです。将軍、或いは首相が天皇の代職をするのは、天皇が公徳をもっていないのに自分の地位を降りようとしない上に、民衆の方もこの虚飾をありがたがって偶像崇拝の対象にしているからで、王が名目的な存在に過ぎないことは明らかです。それが名目君主を戴く全ての国々、或いは日本の象徴天皇の虚構なのです。
 その種の七面倒くさい作り事の劇場は、確かに費用ばかりかさむ割に、日本のよう政教一致体制の場合、天皇への絶対服従などファシズム(結束主義)に繋がってしまい、単なる現実政治に則った合理的判断を阻む誘因になります。これで米国はじめ植民地から独立した国々は、名目王権の名残を捨てたのです。
 この世で文明とはなんでしょう。これは長期的に同一体制が維持されている程度とは到底いえないでしょう。もしそうなら古代のままの体制が続いている、いわゆる未接触部族が最高といえるからです。文明は暮らしている人々の知恵ではないですか。皇室は差別の遺産ですから、しいて言えば皮肉でしょうね。彼ら皇室は、我々人類が嘗ては実に馬鹿げた差別を、それも宗教という禍々しい洗脳手段や、それに引っ掛けた暴力によって行い、無理やり民衆を手駒にして統治してきたのだという野蛮だった時代の名残です。その遺構をありがたがって拝んでいる人々は当時の愚民の後継者です。そうみるべきものです。もし皇室が男系差別(男系継承)によって全人類の反面教師になるならそれも一興ですし、逆に前例踏襲の思考停止を避け、中華皇帝の習俗を捨て西洋王族を真似て女系継承を試みても、やはり結果は人種・身分・信仰等の差別として人権侵害。しかもプロスペクト理論(損を強く感じる心理)で降りられない。皇室自身は国民以上の役得を数多得てますので、自分から皇室廃止を願い出るほどの誠実さは持っていないと私は思います。しかし、そうならないとしても、彼らの立場は尊さからは程遠く、いってみれば国民を奴隷扱いしてきた彼らの伝統は、日本人全体への侮辱なのですね。でもその擬制こそ一種の劇団と。