2018年9月19日

宗教論

神が実在しないという立場をとる人は、科学を現実と取り違えている。科学的に実証できる範囲は、有限だし、しかも時代や見解によって常に変わる。だから科学は一つの宗教だ。無神論者はその宗教にはまっている人、科学教。科学万能論者はいずれできると甘いことをいっているだけ。理系馬鹿の実態は、科学教の狂信者だ。 
 自然科学の範囲内には倫理がないので、邪教である。サイコパスは科学教をこのみ、無神論に陥りがちである。無心論者が悪徳に陥りがちなのは、むかしからそうだったらしく、フランクリンが自伝で批判している、無神論者はろくなやつがいないと。悪徳に陥りがちだと。彼らは人を裏切り信用を落として平気な顔をしている、倫理的知能を無視している。大学も宗教の洗脳装置と一緒だから、大学の理科系で習った範囲を狂信し、それ以外の知識やら知恵やらを侮蔑してるのは愚かである。むしろ本来の学問は大学の権威を疑って自力で学問するところからしかはじまらない。
 キリスト教の場合、神の身代わり(精霊)としてイエス人類に徳を説く形だからキリスト教を信じてると、自然に、ある徳を身につけていく形になる。 
 無神論のおちいりがちな欠点は、「最高徳」をもっている実在を否定してるから、自分より尊い存在を認めなくなってしまう。
 物理は倫理に含まれるので、倫理側の方が愚かなわけがない。こどもがおとなをばかにしてるみたいなものだ。 
 宗教は、似た信仰を持つ人とのやり取りを促進する。人類の5割以上はキリスト教かイスラム教徒なので、この2つの宗教について詳しいと、人類の過半と基本的やりとりができる。僕は少なくとも欧米系の人や、中東の人とやりとりし、宗教的な基底があわなかったことがない。聖書とコーランは読むべき。