2008年6月18日

微化学

宇宙空間で光速を仮定できるのは、そこが大体に於てコロイド状態だからであり、ここに引力子があると仮定すれば、それにぶつかる光子が波束性を有する理由も説明できるが、チンダル現象の量子論的解決が光速を宇宙空間内で凡そ不確定にするのは確実である。だから我々は、光の波束が、即ち引力の光子への殆ど見かけの干渉が光速を確認できる根本原因であって、それが引力子の分布荷重に依存する所から、量子論を相対論の言い換えだと理解するのが正しい。
m: 質量
c: 真空中の光速
h: プランク定数
ν: 粒子の振動数
p: 光子の運動量
υ: 粒子の速度
λ: 物質波の波長
Δx: 位置測定誤差
Δp: 運動量測定誤差
光子について
m=hν/c2であるから、
p=mc=hν/c=h/λ
および
Δx・Δp≧h/2π
より、
Δx・Δλ≧2π
また、物質波の定義がλ=h/mυであるから、
h/mυ=hν/c
1/mυ=ν/c
よって、c=1/mυν
そしてこの力は光速を見かけの質量で言い換えたものであるので、ここで引力子量即ちグラビトン量と呼ぶなら、それに速度υと振動数νとを確定すれば、とある場の運動量というものは質量のみで説明がつく。なお振動数はhνの整数倍なので、少なくとも量子論に於る位置の測定誤差はスペクトル状に周期性としてほぼ分解して確定できる筈である。よって、引力子量をgと置くなら、これは光子量と対称なので(対称性原理)、
g=c=1/mυν
g=mcυν=1