2008年2月16日

ロボット労働力論

少子化後の日本では無闇に安く外国人労働者を雇うのではなく、寧ろ単純労働の大部分を開発したロボットに賄わせる風が養われるべきだ。
 というのは、例えば日本語のような当たり前の文化一つ取っても、単純な出稼ぎ外国人がそれを習得するには多大な勉強を伴うのが明らかであり、この異郷の壁を克服する労力は、逆に現地尊重の日本企業が海外支社に立地してそこで労働者を雇うよりは遥かに不合理な仕事なのが明らかだから。又日本は観光地としても、物価度や自然風物の繊細さから言って飽くまで上質な客人向けにのみ特化されて然るべきだろう。彼らの主要な客人は逆に、一応に於いて世界一の債権者である日本人自身なのだろうから。