2007年11月21日

人類学及び生物学

寒暑或いは天候適応。人間、乃至は動物は何故に寒さや暑さに弱いか。如何に対処するか。彼らの新陳代謝は体外物質交代とされる。如何なる交換も生体能力の環境適応に働く。温湿度は彼らの生体を維持する為の条件を形成している。どんな動物も一定範囲の環境から発生したのであり、その環境特有の状態変化中心にしか働けない。従って進化や退化に対して順応は彼らを定義する最低限度の環境条件に等しい。彼らは温湿度を順応の目安にする。彼らは体温調整を様々な仕方で行う。移動、太陽系生活リズム、汗、震え、毛、着物など。特に汗は彼らが獲得した有効な調整法であり、この故に哺乳類は体温調整毛を失って着物へと外部化し、より広い環境に再適応することも可能とした。人類は更に機械設備を作り、彼らの巣そのものを順応調整する。その結果彼らは脱星・宇宙空間へも進出を始めている。寒さや暑さは体感温度とは別に絶対温度として考えれば周辺空気の微分振動度に還元できる。どんな空気も微動しているが、その物質交代の密度次第では極めて暑くなったり寒くなったりする。その具体的性質について研究すること。