2020年1月31日

天皇なんてヤンキー以下

坂本龍馬という人は公務員を辞め国際的な商人になりたかった。それで意気揚々と高知県を出たまではいいんだけれども、その後、反政府テロ活動に手を出し、具体的に警察(幕府)とバトルしまくってヤクザさんになった。
 で不良男はハンディキャップで女(但しアホ女)に持てる傾向で女を連れていた。
 ここに目をつけた小説家が司馬遼太郎で、ヤクザさんの一生をロマンにしたてあげ、やたらめったら美化しまくった。で、アホな後世の人はその小説内の「竜馬」を史実と勘違いしているんだけれども実に嘘八百が多い。船中八策とか存在すらしていないし、現実には雑魚のテロリストとして死刑になった人だ。

 リアル龍馬は、さしずめ最近でいうとアルカイダ幹部みたいなもんで、まあビンラディン級なのが西郷隆盛で、主要幹部が木戸孝允や岩倉具視とすると、それに一段劣るヤクザさんである。
 勿論、僕はどっちかといえば米軍の中東侵略で生まれたアルカイダに同情的な方なので一つのたとえにすぎないけど。
 で、龍馬はスコットランド出の死の商人グラバーを仲介しテロリスト集団に武器を横流ししたのが人生のクライマックスだった。いわゆる薩長同盟。これでぼろ儲けしたのは想像に難くない。なにせ反政府テロ活動自体が死刑相当なのに、そこでも一番サイコパスでないとやれない危険度なので当然ともいえる。
 この後、警察(今でいうなら公安、当時の新撰組)に見つかったか、その他テロリスト仲間に裏切られたかは史実として定かではないんだが龍馬は暗殺される。それで悲劇の主人公や~とか遼太郎は書きつけたわけだが、彼が外人から横流しした武器はその後、戊辰戦をひきおこし無実の日本人を大量死させる。

 国際商人を志したまではいいんだけど、もとが不良気質だったかで、安直な金儲けとしてヤーさんに混じり、テロ集団に武器を横流ししてたら見つかって殺された。端的にいうとこれが龍馬さんの一生。
 然るに、高知県庁はこの正真正銘のヤクザさん中でも相当悪質な部類を空港名にしている。なぜだろう。
 僕はそう疑問に思って高知県民にインタビューを試みた。で、或る大阪から移民してきたという高知人をみつけ、話を聴いてみた。先ず高知の観光地ってどこ? ってきいたらなんとも答えないので、桂浜?(当時、『龍馬伝』でやたらプッシュ)って重ねてきいてみたら、馬鹿みたいに逆切れしてきた。
 「桂浜なんていくわけないやろ!」とか猛烈な激怒ぶりだったのでなんて野蛮なんだとこちらはドン引きはしたけれども、じっと我慢してその後も様子をみていたら、相手は自分が正しいやろみたいに平気な顔をしていた(なおネット上で標本1)。
 標本数1だけれども民意なり気風のサンプルではある。
 要するに、龍馬龍馬いってんのは、高知県庁の上層部の方らしい。民間人の方はそんなの大して相手にしていない。よくある話だ。
 司馬遼太郎が小説化して有名人になったからそれを観光集客の種にしようとの算段がすけてみえてくる。だから空港に、ポピュラーな名前をつけて高知色みたくしたてている。
 では高知県庁とは何者かといえばそもそもが、龍馬が商人になりたいといってんのに許可しなかったから国外逃亡させた、あたまのかたい第一原因の後釜である。しかもそのせいで龍馬さんはガチヤクザになってしまっていわば死刑だか暗殺された。ゴッホ自殺させたアルルが彼を観光英雄化するみたいな話。

 かつ迷惑きわまりない事に、龍馬が支援したヤクザの方は、中部・北陸・関東・東北・北海道・沖縄圏まで暴れこんできてあちこちで殺戮三昧やっていた。いわゆる薩長土肥、+京都+広島の西軍。特に長州こと山口県の人達は民兵まじりだったからか品性が低くて会津戦では残虐非道な蛮行三昧したのが史実。
 会津ではその凄惨極まりない山口人らの残虐行為は延々語り草となっており、大体が殿様へ濡れ衣きせて侵略だし、例えば女子供も虐殺するわ、死体をからすに食わせろとかいって放置するわ、東北全体差別しまくるわ、それは語るよねというレベルなんだが、もと被差別人も山口の兵士に含まれていたらしい。
 山口県はもともと関が原で西軍のボスが引っ込んだ場所だったんだけれども、江戸時代を通じて財政破綻状態の放漫経営だったのもあって、幕末には恐怖政治の総本山状態になって、テロリストが侍潰し県庁をのっとってしまっていた。そのテロリスト側は民兵で、もともと差別されていた側で、学もない。
 山口の殿様が弱腰だったのもあってこのテロ集団はやりたい放題していた。あちこちでテロ、勝手に対外戦争起こし負けたら賠償金は政府になすりつけ、京都で御所に発砲し天皇がぶちぎれ2度も討伐され、龍馬仲介で外人から武器買って今度は反政府テロゲリラ戦争を起こそうとした末路が会津への侵略だ。
 それだけでなく、鹿児島県の方もほぼ似た様な財政破綻状態だったので県政はまじでテロ集団と化していたんだけども、そこの大ボスといってもいい西郷は山口テロ集団を何度も裏切ってたのだが、最終的に山口の伊藤博文に暴力で潰され自殺した。自業自得である。
 で、その伊藤も朝鮮侵略で暗殺された。
 この全体をかんがみて、なんで高知であのヤーさんをやたらおしてるか、あるいは鹿児島で西郷を、山口でテロリストの人達をやたらめったらもちあげてるか分かったのではないだろうか。彼らの土地ってそのくらいしか自慢できるものがなかったから観光集客で、道義に反し半ば無理やりもちあげてんである。
 勿論、テロリストをもちあげるのが下品なのはいうまでもないことだから、京都人が殺人教祖の天皇が住んでたのをいつまでも自称首都だか文化中華思想だか中世きどりしてるのと変わらない。比べて奈良人のいかに大和撫子なことか。元祖首都といったら平城京なのに、聖徳太子の小型大仏をもちあげている。
 奈良の大仏は小型とちゃいますやんといわれるかもしれないが、それは関西地方での話である。牛久は全く次元が違って普通に非日常エヴァンゲリオンみたいなのでどっちもみたらいい。
 因みにどうでもいい話を挟むと、僕は関西では奈良と和歌山が一番好きな県である。実際旅行し、おちついていていい。
 ここでいいたいのは、そういう高知、山口、鹿児島の人達って現地人らがどういう感じかといえば決して、県庁の上の方がやたらめったら郷土の誇りめかしてテロリストを美化してるのと同じではない。
 大体、四国でいうと愛媛とか香川みたく歴史的に政府側だった人達がいて、高知と同じ方向性でない。
 四国ですら一枚岩ではないので、中国地方や九州地方もそうである。例えば佐賀の乱、萩の乱みたいに、地元のテロ集団をぶっ潰そうと地元のお侍さんらがちゃんと抵抗していたのだが、龍馬の陰謀のせいで、テロリストの方が岩倉とつるんで明治天皇を強奪しちゃって東京政府を名乗りだしたので矛盾が酷い。
 要するにテロリストが中央政府をなのりだしたのが、いまの日本政府なのである。これが世にいう薩長テロリストというやつで、別の言い方なら藩閥ともいう。英語ならMeiji Oligarchy(明治寡頭政。寡頭政と訳されるoligarchyはギリシャ語oligos: few + arkhein: to rule)、山口、鹿児島、高知、佐賀からでてきた少数派テロ集団が、政権を不当に簒奪していたという語彙である。
 なのに、安倍晋三という今の首相が、長州閥は偉いんだ~とかいって、過激派テロリスト養成機関を世界遺産にしていましたが(松下村塾。松陰は単なる反政府ゲリラ極左論である倒幕論だけでなく、現実にアジア侵略を『幽収録』でも元塾生へ教えてましたからね)、実態といえば上述のしょぼいものなのだ。
 そんだけしょぼしょぼなのに、日本政府は山口から出てきた大層野蛮なテロリストの暴力団にすぎないのに、あるいは奈良・京都からでてきた中国朝鮮系の殺人教祖である天皇家もそうですが、物凄く虚勢張っている。なぜかといえば殺人できるから。暴力ふるえるから。手先の警察や自衛隊を動かせるから。
 これだけろくでもない出自である日本政府が、いよいよ山口(長州)テロリストの本性を現して、長州閥首相(笑)の安倍晋三がガタガタいっている。募集は募るでないとか馬を指して鹿と為すとなんの違いもない。正に帝国末期。正名論どころの騒ぎではない。まあ起源を辿れば然るべきで、ヤーさんすから。

 そんでね、イギリスという国もありますでしょう。
 ここ、僕の父がいうには海賊の国である。
 僕は教科書をうのみにしていたので、イギリスは偉いもんだと思い込んでいた。教科書って大抵ウソが書いてある。だから信じてるとやばい。僕は素直な子で割と信じていたが京都が上品とかもまるで嘘だった。
 世界史をきちんと学んで冷静にみたら、僕の父がいうことが明らかに正しい。大英帝国はBritish EmpireでGreatは小ブリテン島と区別する為それ勘違いした西洋かぶれ薩長藩閥が馬鹿みたく大日本帝国とかいったのは、ルールブリタニアの元ネタ抜きにクールジャパンと同じ無学自慢で傍ら痛いとしてもだ。
 イギリスは松陰によるアジア侵略論のモデルにあたる海賊国家といってもいいでしょう。それは先日のナイジェル・ファラージ氏によるEUでのブレグジット演説(2020年1月29日)でも明らかでしょう。
 だが、科学では随分偉いところがあるので、我々はつい騙されがちになる。ニュートンとかダーウィンがいたのと、国際政治は違う。
 イギリス人のせいで250年も平和だった日本に再び戦争の嵐が吹き荒れる事になった。上司の命令で妻子殺してまで天下取った大ヤクザというべき徳川家康がいなかったらずっと戦国時代だったかもしれないから、天皇渡来後のこの国の大荒れっぷりでイギリスに倭寇がなんかいえる? といわれるかもだが。
 トランプが明らかに先制攻撃でスレイマニ暗殺したのを同時代人は目撃したし、それ以前に子ブッシュが大量破壊兵器もってなかったイラクを一緒にやろうぜと小泉父のアホにもちかけ侵略し滅茶苦茶に破壊したり(しかも米軍有志側は生化学兵器使っていた)、今の時代の第一ヤクザさんは米軍といっていい。
 が、長州閥こと今の山口4区民がもちあげてる安倍晋三というやからは、米政府の諜報にあたるCIAスパイだったことが公文書で証明済み岸信介の孫である。
http://kyupibekamu.dreamlog.jp/archives/2542623.html
 岸は本来A級戦犯で死刑だったから、米国の犬になるのを条件に米軍が命を救ったみたいなもんだ。
 安倍晋三は子供の頃、家にいておじいちゃんを責める声が「安保反対!」といっているのを聴いたという。それでおじいちゃんを虐める安保反対派は悪だとすりこまれた。
 なぜ晋三があれだけ改憲にこだわるか、岸は三島由紀夫的な軍事独立派に逆らい、米軍の為の前線基地として米軍駐留を認めたからだ。
 岸が自民党是に自主憲法を挙げたのは、正に晋三がやっているたぐいの親米属国化政策を完成させる為だったろう。そうすれば岸の身売りは日本史上も正当化され続ける。晋三が信奉する祖父の野望がそれだったのだから半ば証拠が取れている様なものだ。晋三自身、この目的で自衛隊を米属国軍にしたいのだ。
 彼ら岸・安倍家のロジックは、表向き自主憲法論だが、裏の本質はその種の米国属国化によって、スパイによる保身と実質的な最高権力を維持・再獲得することでしかない。勿論、米国の日本操縦者からみれば、このサイコパス度の極めて高い家系は操りがいのある傀儡だ。晋三はトランプだけの人形ではない。(参考資料

 ではなぜそんな魔物が国政を牛耳ってしまっているか?
 この小論で書きたかったのは正にそれで、きっかけの初期にある原因が龍馬とかである。悪事千里を走る。

 ま成破の盟約あたりではまだ、幕政改革で全国一致し祖国防衛しようぜと基本まっとうな理だったのに、松陰が老中(当時の大臣)暗殺企てたあたりで松下村塾生こと山口テロ集団が狂いまくって150年後こうなった。

 死の商人を美化する高知県庁。これだって将来みてほしい。伊達に竜馬ファン孫正義へ菅直人政権時に公然と政商行為させる隠れ死の商売事態を招いただけではない。グロービス堀義人氏が公開対談申しつけただけではない。
 高知の子は素で上層部信じ、カネもうかりゃ人殺してもいい、と思い込むでしょ。
 最終的に僕がいいたいのは、ろくでもない自治体だと、上層部なんてそんな浅はかな考えで動いてるものだと。
 全自治体ろくでなしといっているのではない。例えば水戸の慶喜公は尊王の家訓に従った和平禅譲者で伊藤博文が奥ゆかしいと感嘆し渋沢栄一が公伝に残しただけではない。敬仰すべき為政者だ。
(参考資料 
渋沢栄一『徳川慶喜公伝』4巻、逸事、父祖の遺訓遵守。渋沢が聞き取った伊藤による慶喜評
アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維新』 35章、岩倉具視による慶喜についての発言
勝海舟『氷川清話』(28)
 自己犠牲省みず自分の家(徳川宗家であれ水戸の徳川家であれ)の最高権力を捨ててまで天皇におうちを譲りました。だって天皇に使える武士ですから。愛しき民よ、戦をやめよ。みなで話し合いお国を守りましょう。これが水戸学の尊い教えなんだけれども、そんな上等さなんて山口も鹿児島も学ばなかった。

 茨城県では既に幕末時点で二大政党制になっていた。
 もともと彰考館があって史論について議会主義的だった土壌もあるが、きっかけは西郷隆盛が関東内乱を企む謀略で公卿に捏造させた戊午密勅が、水戸にきたことによる。それで革新派の天狗党と、保守派の諸生党とに別れ、政権交代をくり返していた。
 源平合戦みたくもっと日本自体に内在する二大政党制の文化もあるけれども、茨城版はそのまま今まで続いている。ウィキペディアだと保守王国とかいわれてますが豊かな県で安定政権が続き易いからにすぎず、今の県知事・大井川氏は自民党が支援した革新派で、保守派だった前知事・橋本まさる氏を退けた。
 結局そうしてみると、上層部がろくでもない判断をしてしまう第一原因は、民衆の側にある。革新派と適宜いれかえるのは、無論革新が常に正しいわけでもないにしても、時代の変化に応じるには必要な事だ。
 世界史でいわれるよう絶対権力は絶対に腐敗する。長期政権もその傾向だが、長の公徳にもよる。
 国政の方で、二大政党制を再現しようとしている第一人者は小沢一郎氏である。これ自体、正しい洞察で、彼自身、中共幹部へも直接、説教して下さってるくらいなので実に偉い。
 が日本国民一般の方が民度が低すぎ、絶対政治にこだわって革新したがらない。でダメになり続ける。
 考えてみて欲しい。もし李氏朝鮮があのまま続いていたとて、閔妃はどうしたろう。どうせ近代化せざるをえなかった。だから日本でいうなら井伊大老みたいな位置にあって、旧体制を維持する目的の方が先立って、国全体の利害を大局的に正しく判定できていなかったと思うしかない。開明的慶喜と正反対だ。

 すなわち、現状に照らせば、安倍晋三はどうせ死ぬ。彼の寿命まで現体制維持したいほど絶対主義を信奉しているのが保守派(一般大衆)だが、なぜかコロナウィルス騒ぎで離反者が出始めた。具体的にはKAZUYAとか百田尚樹氏らとか。安倍の地位守るんじゃなく日本を守るんだと至極真っ当に保守的な理屈で。
 既に述べたよう、今の日本政府の一起源は山口県からでてきたヤクザさんらが問答無用のテロやりまくった成れの果て。大臣を暗殺しようとし捕らえられたので、獄中で恨んで山口人あおって無政府テロの唱道者と化した吉田松陰が、彼らの神である。ガチで松陰神社とかいっている。そんな狂った国である。
 もっと遡ると天皇家もそうで、奈良で全国の日本人を虐殺して回っていた。あとで京都へ移民したけれども、もとは中国・朝鮮から入ってきたやで、といって自慢していた。先住の日本人を差別しまくって1375年よくも関西人のアホはそんな野獣系ヤクザさんをもちあげて、現人神じゃあとかいっていたもんだ。
 その山口系ヤクザの現行版が、安倍晋三首相であって、奈良版が平成上皇であり今上天皇の両陛下であらしゃる。
 一体全体、なぜそんなヤクザさんたちのインチキ政府を守りたいのか? 僕にはちっとも分からない。暴力ふるえば偉いのか。それならただバイク乗るヤンキーの方がよほど偉いのではないか。