2025年12月20日

とある好きな人の手紙

あなたのどんな芸術作品も、あなたも私は大好きです。
大概あなたが含まれていたら大のお気に入りです。
特に、あなたはその上品さゆえに、一番いい人柄ですね。

これはただの個人的気持ちです。
でも、私にとっては一つの悲劇でもあります。
私はあなたへ何も返せないのですから。

だからせめてものお返しに、このうたを書きます。

無論、こんな言葉なんかでは全く足りません。
みんなはお金を返すか、いいねボタンを押すでしょうね。

もし私にも返せるなにかがあったら、
それは私なりの、あなたへのお礼に違いないのですが。

けどあなたの恩寵以上の物はあいにく何も持っていません。

もし神が、愛をいけにえで示す目的で私を殺せたのなら、
もう私の為に、そうしてくれていた筈です。