統計を真実や現実と取り違えている人は、大抵酷く誤った結論を一般化して信じている。統計自体が有意差や恣意的な信頼区間によっている標本分析の仮の手法であり、それを使っているあらゆる思考は或るデータの信頼性に一定の疑いがある留保つきの仮説に過ぎない。そしてこのことを自覚していない人は純粋に批判的思考力が弱いのである。