鈴木雄介ブログ
2018年2月6日
自然学と後自然学
自然科学や数学、物理の思考法に依存し、慣れ切った者は、哲学や芸術といった他の分野が真偽ではなく、善悪や美醜といった別の価値を探求する別の思考法を要する事に無知である。ソーカル事件は後自然学者が自然学者に上位者として修辞を用いた際の自然学者らの狼狽ぶりを伝えている。自然学の絶対的非真理性を明らかにする事が、真偽以外の価値基準を文脈化しうる後自然学の重大な意義の一つだ。
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