2021年5月16日

西日本の一般的政治観

西日本人一般は侵略や裏切りによる恐怖政治を成功体験だと思い込んでしまっている。
 特にこの傾向が激しくあるのは、薩長土肥(鹿児島、山口、高知、佐賀)、京都や広島という、戊辰戦争で進んで西軍に参加した自治体である。
 以後、これらの自治体は本州だけでなく北海道、沖縄や朝鮮、満州、台湾、ロシア、東南アジア諸国、インド、中国へと侵略を続け、それらを米軍有志こと当時の国連軍に阻止されるまで、一度も自分たちの蛮行をお手柄だと疑わなかったのである。

 いまでもわれわれが西日本の人々と一般的に会話すると、かれらが上記の蛮行を誇りに思っているかのよう言動するのが地元感覚ではあたりまえらしいので、よく面食らうだろう。これは植民地主義、帝国主義あるいは権術主義というかれらの信奉している政治理念が、さも戦国期同然で、野蛮なままと示している。