この世には性悪、極悪人、心理学でいえばダークテトラド、ダークトライアドといった種類の人格がいるので、「全ての人々と仲良くしましょう」とか、「人類はいかなる同類へも排他的であるべきではない」といった和の教義は、甚だ有害、公害だといって間違いない。だが日本ではその悪魔崇拝が常態的だ。
自分がみた限り、性悪、極悪さといった性格の傾向は、かなりの部類が生まれつきだった。そういった性格はSNSでは探せば相当数見つかるので私的に追跡調査した限り、必ずしも育ちに問題があったのではなかった。表面上は普通の学歴だったり経歴だったりする演技上の現実人格が、裏では完全破綻している。
日本の学校教育では明治以後、和の教義を全体主義的におしつける。この為、性悪、極悪人には最適化された集団虐めの狩場になっている。他の組織も和を教義化している限り、同様だ。
性悪や極悪人がそういった組織内で悪業三昧を陰でやって卒業後、反省の弁を述べているかといえば、事実全く逆だった。性悪・極悪人は組織内で悪業三昧するのを嗜虐快楽だと感じており、卒業後彼らがいう事といえばおよそ決まって「最高に楽しかった」「私の青春だった!」「組織がなくなって残念」という惨憺たるせりふであった。そこで彼らに集団虐殺されたり、自殺させられた人、致命的に傷ついた人々に同情など皆無だ。
だから性悪や極悪人に対しては次の対処が適切だ。
先ず彼らに反省や善意を期待するのはおよそ完全に間違っている。彼らはその根において環境や文化の誤りから、他人に進んで害をなす悪習を身につけたのではない。それは単なる悪人だ。
性悪は元々害悪に向かい易い資質をもった人達の総称である。真摯な忠告、重要な警告を無視し、歴史という経験則の集まりや、目の前の他人の失敗に学ばず、自ら悪事を行ってすら反省をしない。こういった特有の愚かさをもつ人が、生まれながら性悪に分類される。即ち他人事を自分の事の様に共感認知する脳部位の働きが弱い、又は、記憶を伴う内省力が低い人々だ。
極悪人(ここではダークテトラド・トライアドを含む)については、唯の性悪ではなく、共感認知がある程度以上にできていても敢えてその相手(動植物含む)の苦しみを自分の快楽に置き換えてしまう人を含み、生まれもった暴力性または陰湿な攻撃性が、加害・嗜虐にまつわる嗜癖と結んでしまっている。極悪人の中には性悪も含まれているので、全ての極悪人に良心のかけらが残っていると考えるのは全く間違った考え方である。極悪人のごく一部そういった例が万一あったとしても(自分は漫画内での空想を除いてみた事がない)、彼らは加害や嗜虐を利己的に楽しんでいるだけなので良心は瑣末なサガと考える。
性悪や極悪人をこの様に定義すると、我々にできるのは、そういった人達を忌避する事、また組織では排除する事でしかない。暴力団(皇室・神道カルト含む)の様な組織では、逆に性悪や極悪人を自分達に都合がいい悪玉として維持している場合があるが、そういった組織で起きるのは無限の集団虐待である。学校、会社、役所などの組織でも、性悪・極悪人の類は相当紛れ込んでおり、彼らはそこで様々な暴力を陰に陽にふるっている。彼らは大概が悪意でそうしているが、悪知恵が働く部類または単に暗愚な部類では、罪なき人に濡れ衣を着せ遊んでいたりする為、組織一般がその様な悪行を前提にするまで堕落する。
性悪・極悪人の比率が多い組織であればある程、その様な組織はいかなる理由があろうと離脱しなければならない。例えば学区に学校が1つしかないといった一見避けられない状況でも登校拒否を使って、その組織を避ける必要がある。さもないと性悪・極悪人に被害を受け続けるのは確実、濡れ衣も着せられる。
即ち性悪や極悪人への我々の基本的対処法は「避ける」事でしかない。彼らに自分達と同程度の良識を期待し、説教とか啓蒙とかを図っても永久に無益かつ有害である。決定的な愚かさは生まれながらなので総じて変わらないからだ。できるのは政略で彼らのもたらす害悪を、強制的に防止する事だけなのだ。
例えば東京都はその種の性悪・極悪人の占める割合が、全国平均に比べ有意に高い(犯罪率・犯罪数が多い方に属し、一部の区部は日本で有数に犯罪率が高い)。そういう都民一般が原発公害を反省する事は期待できない。彼らは生まれもった愚かさの余り加害・嗜虐を楽しんでいる。できるのは政略での公害防止だ。性悪・極悪人の傾向が甚だある都民一般に向け良心を啓蒙したり、良識の観点から原発公害の被害や、その防止を訴えても、何の目立った効果も得られない。彼らの真意は総じて他人に害なすのを喜ぶだけだからで、寧ろその訴えへ自分の悪意と暴力に効果があったとしか感じておらず、ますます公害に耽る。
性悪・極悪人なるものが現に生まれながら存在し、しかもその人々は特有の組織を作って群れており、一般に犯罪率の高い大都会などではその悪徳勢力が長期に渡り公然と支配権を振るっていると知るべきだ。大量殺人や国民を奴隷化した収奪事件の過去ばかりがある皇室カルトが、わが国でその代表格である。