2019年12月12日

克己について

野卑な人々に親しむ事なく、自分より優れた人々を見習うがいい。己の行いを正すのに集中し、他人の蛮行を正せると思う勿れ。
 単に己の行いを至善で満たすだけでも、十二分に世へ善き影響を与える。寧ろそれを完成させた人は誰もいない。人はこの世の肉体である限り、常にどこかに欠点を抱えている。己の落ち度を直し、悪徳を避けるよう克己し、人々の模範であると共に己自身を崇高にせよ。