鈴木雄介ブログ
2019年5月4日
愛という利己性
あなたの前に広がる無限の愛なんて
最初から罪深い生物界の幻想なので
自分の遺伝子の利己性を美化し
性欲に耽る言い訳に使われたのだ
だからといって有性生物なんて
その種の本能しか何も目的はない
精々生涯を遠回り
それが文明という壮大な虚構なので
僕はもうこの世に呆れてしまい
死が救いだなんて考えていた
けれどやはり子供はふえているので
誰もその利己性を疑いなんてしないらしく
僕はもう何もかも嫌になっていた
地球という楕円体の上で
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