鈴木雄介ブログ
2018年3月5日
火
この世という下らない現象で
日夜ざれごとをまきちらす衆愚
だから僕らは押し黙り
静かに社会をうらんでいた
いや本当はどうでもいい
そもそも宇宙全体どうでもいい
命と呼ばれる空疎
自由はばらばらにほどけ
あとには絶望がのこった
海の前
もうそこにはいない
僕らはこの世の本質で
今にも消え去りそうな火を見る
だがもうそこには誰もいない
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