鈴木雄介ブログ
2015年2月5日
祈り
世界から君がいなくなる時
僕の心も行方知れずとなり仰せ
万物の逆さまに貴女の心も失われゆく時に
僕はただひたすら祈りを捧げ
貴女の救済を貴女の宇宙を
神の原型と共に碑へ刻む
全て空しく意味もなく大地も台なしに
命の無意味さが露わになったとして
僕はただひたすら祈りを捧げ行く
さもそれだけがわが正義で
貴女の救いを貴女の永遠を
現在位置のしれない旅路のどこかで
響きもない橋の上で見失うとき
僕はただひたすら祈りを捧げ行くであろう
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