鈴木雄介ブログ
2015年2月28日
足掻き
私達の両手はさも原因もなく
あなたをなくしてしまう
誰を掴まえる為か
何も分からない様になるまで
一番星が雨戸を閉めながら
宵は帳を落として
失った設定が元通りになるまで
全て思い通りになるまで
すごく大昔に忘れてしまった
今は何もなくなったジャスコの屋上
一度だけのぼった精華小学校の屋上
あなたをなくしてしまった
探していた一人がもういなくて
僕はまるで蟻の様に足掻いている
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