鈴木雄介ブログ
2015年1月4日
芸術
これほど悪い時代にいた事はない
死んでいく者の列の間で寝静まる
これほど何もかも氷りつき
酷く腐敗したどの瞬間でさえ
何も得られない
死んでいく者の列の間で蹲り
原因不明の恐怖で絶望しているが
誰一人君の知り合いは居ない
もし地上に生まれた事が全部過ちで
二度と帰らない一瞬の生命さえ
意味のない宇宙の塵の変遷ならば
よしや天国のどこかに我が才能が残り
一度も見た事がない森羅万象の奥義を
絶対に変わり得ない芸術に刻む事ができれば
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