鈴木雄介ブログ
2013年12月31日
世迷言
大地が揺れて
いつしか僕らを振り落としていく
誰も今から逃れられない
どうやっても拘束されたまま
水際の世迷言は棚からおちて
誰にも知られてない現実になった
魔法は解けて
やがて僕らを忘れ去っていく
誰も月明かりに照らされて
どうしても抜け出せないうつし世
旅先の光景さえ扉絵みたい
誰にも知られてない理想郷なんて
たとえ手に入りそうに見えてひたすら
追いかけては消える世迷言
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