鈴木雄介ブログ
2013年6月15日
業界団体
業界団体は資本の圧力によって権威を捏造した。その利害団体性は文化を俗化させ、競争を合理化した上純心な芸術を否定させた。まがい物と皮肉に満ちた現代芸術はそれがからかう大衆と内容の次元で何ら変わらないが、他方その第一原因が業界団体という派閥にある事を人々は理解するべきだ。現代芸術論はこうして、業界団体論と中身が変わらないものとなるだろう。そして学閥の論理としての科学界や批評界も同様の形式に及ぶかもしれない。
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示