春寒し我が日本にも曇り
吐き捨てて進む我が道水戸の梅
持ち主の代われば消える柿の木ぞ
江戸っ子の生まれ損ない死ねば雪
皇室のひざ元にありて凍る武蔵野
倭の並ぶラーメン屋の角に掃くつばき
汚なけりこの世のどこも春の風
芥川御前の俗塵情けない
関西人喋るが葉桜見ゆる窓
不満しかない國潰れろ桜が散る
東京人馬鹿は分かった葉桜
酔いしれる東京タワーはいつの夢
うざすぎる溢れる倭人どぶの花
真冬日を過ごす日々あり死ね倭人
アスファルトに散る桜花を通り越す
老人が搾取メイド倭春に死ね
南蛮虫か倭奴どちらも死ね春と
白人女がでしゃばる春雨の宵地下鉄
ふえまくる関西奴が銭儲けの嫌な春休み
居直る天皇が呼ぶ俗物と園遊会の桜
漣のつらなる夜と響く雨足に鶯
中国人と子供の仙台に春の足音
猿ありし庭先に磐城の真夜中
坂龍がかっこつけてるのを茶漬け食べながらみた
京都のゴミ虫が踊る春って全然面白くない
さやさやと響ける耳に七夕飾り
安物買いの銭失いユニクロなワンピース
武蔵野に響く石のおと乱暴な少年投ぐ工事看板へ
夏物の街の装い横浜駅前
誰もなき駅の潮風大磯よ
鎌倉へ向かう道のりに眠る子
つまらぬサラリーマンジャップが新学期
まだやってんの受験生の一喜一憂東大前
京大生うざい頭だ揚げ足取る貸借文字面
さやかなり浜辺の雲の波となるテトラポット
ダイドー自販機の関西弁ムカつく春先か
ラグビー場いまでは静かに艸の香の
侮れぬそらにちらつく雷様