鈴木雄介ブログ
2008年4月20日
農林水産業自由化の結果
安価な労働力を低質ながら量的に確保できるが故に外国人労働者を採用する農林水産業主は、短期的には潤いに似た症状を示すかも知れないが、結局は外国産の広大かつ完全に機械化された産業としての安価な作物に勝てず、市場から淘汰されるだろう。
国産の自然作物が生き残る唯一の道は高品質の維持促進による住み分け。この為に、短期的には利益を目指す事なく、信頼のある取引先と誠実にむかしからの関係を継続した家業として日本人農林水産業主についてしか、今後の完全開放国内市場に生き残る事はなくなってしまうだろう。
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示