2008年1月30日

勤労の適用範囲

何びとも自らの能力を超えた仕事を強要されてはならない。
 経済労働の有無に関しても同然。社会は個人に生来の特性差に応じた千差万別の生き方を許容できなければならない。勤労の義務は主観的なものでなければならず、客観的には単なる権利、労働を強要されたり禁止されたりする事のない人権を超えたものであってはならず、industryの質に関しても適用される。ある人にとっての勤労の定義である時間外残業が他人には不能の証明でしかない様、人間活動は必ずしも経済力に一元化して量り知れない。
 自らの持っている能力に忠実な人間を勤勉とみなせる。社会は経済力を欠く人間に対して最低限度の保障ができなければならない。餓死者を育む社会は国際人権規約の義務を怠っているのだ。宗教法人も又この為に要請される。